楽しく学ぼう 夏休み英語教室初開催 瀬戸内町

2020年08月12日

子ども・教育

買い物の場面で役立つ英語を実践で学ぶ児童ら=11日、瀬戸内町

買い物の場面で役立つ英語を実践で学ぶ児童ら=11日、瀬戸内町

    瀬戸内町教育委員会主催の英語教室は4日から、同町古仁屋のきゅら島交流館で行われている。町内の小学5・6年生40人が参加。ゲームやフィールドワークを通して楽しく英語を学んでいる。

 

 夏休みに合わせた英語教室の実施は初めて。英語に触れる機会を増やそうと、希望者を募った。町ALT(外国語指導助手)のチャックさんとウェスリーさんを講師に4~20日までの毎週火・木曜日に開講している。

 

 第3回となる11日は、約30人が参加。3グループに分かれ、海の駅やスーパーなどに立ち寄って商品の有無や値段などの尋ね方を実践で学んだ。児童たちは道中も積極的に質問。観光案内板や店舗の看板などから英単語を探し、見つけた数をグループで競った。

 

 阿木名小6年の里山誠君(11)は「店員さんへの尋ね方が分かった。オーストラリアに行ってみたいので、役立つと思う」と笑顔。

 

 古仁屋小6年の板倉そらさん(11)は「自分のペースで勉強できるのがいい。町の中で英語で書かれたものを探すのが楽しかった」と話した。