知名中でポテトスクール

2020年02月20日

子ども・教育

バレイショの収穫作業に励む生徒=18日、知名

バレイショの収穫作業に励む生徒=18日、知名

 JAあまみ青壮年部知名支部主催のポテトスクールが18日、知名町立知名中学校であった。同校の1、2年生約70人が参加。この日はバレイショの収穫と調理体験があり、生徒たちは収穫の喜びを味わうとともに、地場産バレイショのおいしさも再確認した。

 

 ポテトスクールは地場産野菜や農業の魅力を知ってもらおうと、同青年部が関係団体と協力し、町内の各小中学校で毎年開いている。

 

 本年度、知名中学校では昨年11月に学校近くの畑でバレイショ種子の植え付けをし、防風ネット張りなどの作業も行った。種子や肥料代はJAあまみ知名事業本部が提供しているという。

 

 この日の収穫作業には青壮年部と同女性部、町役場、JA職員らも参加。生徒に交じり収穫作業を手伝ったほか、女性部メンバーは生徒と一緒に掘ったばかりのバレイショを使った甘辛煮や、お好み焼き風に焼いた「ガレット」などを調理した。

 

 1年生の西田侑良さん(13)は「少しそうか病も入っていたが、大きいジャガイモがけっこうあった。(料理は)おいしいです」と話した。

 

 同青壮年部の根釜和行支部長(42)は「農業の楽しさを知ってもらい、将来の職業選択の一つとして考えてもらえたら」などと語った。