3学期スタート 群島各地で始業式

2020年01月09日

子ども・教育

元気よく校歌を歌い新学期をスタートさせた児童=8日、小湊小学校

元気よく校歌を歌い新学期をスタートさせた児童=8日、小湊小学校

 奄美群島の小中高校で8日、3学期の始業式があった。14日間の冬休みを終えた児童生徒は元気よく登校し、友人や教諭らにクリスマスや正月などの思い出を報告。それぞれの目標を掲げ気持ちも新たに新学期のスタートを切った。

 

 奄美市名瀬の小湊小学校(岸田さゆり校長、児童18人)の始業式は同校体育館であった。 岸田校長は「3学期は卒業や進級など節目の学期になる。一日一日の積み重ねが大事。一人一人が力を合わせて友達を思いやり元気に生活していくことを期待している」と呼び掛けた。

 

 児童を代表して1年生の川畑真愛さん(7)は「一番頑張りたいのは鉛筆の持ち方を正しくすること。縄跳びの後ろ跳びもできるようになりたい。国語の片仮名の書き順も学んできれいに書けるようになりたい」と発表。6年生の吉田里梨さん(12)は「毎月15冊の本を読むようにしたい。人の話をしっかり聞くことも守りたい。中学生になるまで残り3カ月。学習面や生活面の反省を少しずつ改善していきたい」と述べた。

 

 最後は全員で元気よく校歌を歌い、式を締めくくった。