6日ぶり給食に笑顔  伊仙町

2018年10月05日

子ども・教育

6日ぶりに提供された給食を味わう児童ら=4日、伊仙町犬田布小学校

6日ぶりに提供された給食を味わう児童ら=4日、伊仙町犬田布小学校

 伊仙町内の小中学校11校で4日、台風24号の通過後で初めてとなる学校給食が提供され、児童生徒は6日ぶりの給食に笑顔を広げた。ただ、5日は台風25号が徳之島に最接近するため再び給食はなく、本格的な給食再開は連休明けの9日以降となりそうだ。

 

 伊仙町では、停電や断水の影響で台風通過後の1日から3日まで給食が提供できなかった。この間11校中10校が午前授業となっていた。

 

 4日の給食は当初、うどんと大学芋の2品の予定だったが、前日午後に町給食センターの停電が復旧したことなどもあり、パンと牛乳、ナシを加えた5品を提供。児童生徒は、先月28日以来となる給食を味わった。

 

 犬田布小6年の児童(11)は「みんなでにぎやかに、おいしい給食を食べることができてうれしい。午後からの勉強も頑張れそう」と笑顔を見せた。

 

 徳之島3町は台風25号が最接近する5日、学校給食を中止する。4日午後4時現在、伊仙町の4校、徳之島町は10校、天城町は全9校がそれぞれ5日の臨時休校を決めている。