合同訓練で連携強化図る 空自ヘリも参加 大和村と自衛隊

空自のヘリコプターを使った避難訓練を実施した大和村の防災訓練=20日、同村の思勝港

 大和村で20日、局地的豪雨による土砂災害などを想定した防災訓練があった。村と陸上自衛隊奄美警備隊、航空自衛隊那覇基地の隊員らとの合同訓練で計約100人が参加。救難ヘリコプターによる避難訓練などを実施し、関係機関の連携強化を図った。

 

 訓練は大雨警報が発令された同村内で土砂崩れによる道路の寸断などが起き、複数の住民が避難できずに孤立した、との想定で行われた。村は役場庁舎で災害対策本部の設置から避難指示、被害確認、救助要請といった一連の流れを確認。陸自は孤立者35人を思勝港に輸送し、空自の大型輸送ヘリ・CH―47Jに引き継いだ。

 

 この日は、ドローン(小型無人機)を使った被害情報収集訓練や自衛隊の装備展示もあった。

 

 同村の伊集院幼村長は「自衛隊が地元にいることはわれわれにとって強みで、災害時にいつでも連携を取れるよう、訓練で協力体制を築いていきたい」と強調。2010年10月の奄美豪雨災害の経験も踏まえ、「どこで豪雨被害が起きるか分からない。地域の防災力を高めることがこれからも重要になる」と述べた。