奄美で新たに6人 県内は過去最多61人 新型コロナ

 県と鹿児島市は12日、新たに61人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者数は過去最多で、奄美在住者は20代から60代までの男女6人。うち3人が奄美市と知名町の接待を伴う飲食店から広がったクラスター(感染者集団)の関連だった。

 

 奄美市のクラスター関連の新たな感染者は同市在住の20代男性。知名町のクラスター関連は和泊町の30代女性と知名町の60代男性。奄美市のクラスター関連の感染者は合計で53人、知名町のクラスター関連は19人となった。

 

 奄美在住ではほかに、奄美市の50代と40代のいずれも男性と、徳之島町の40代男性の感染が確認された。いずれも医療機関に入院中。

 

 県によると、奄美在住の6人のうち、徳之島町の男性、和泊町の女性、知名町の男性、奄美市のクラスター関連の男性の計4人は一度、陰性と診断されたが、その後に実施した再検査で陽性が判明したという。

 

 このほか、県は12日、霧島市の飲食店「iBee(アイビー)」で県内34例目のクラスターが発生したと発表。同日までに店舗関係者や来店者、知人、親族など21人の感染が確認されたと明らかにした。

 

 新たなクラスター発生や新規感染者の増加などを受け、谷口浩一くらし保健福祉部長は、基本的な感染防止対策の徹底などをあらためて呼び掛けた。

 

 県内の感染者総数は12日現在、2710人。11日現在、206人が医療機関に入院し、193人が宿泊療養、37人が自宅待機中。重症者は4人で、酸素投与が必要な中等症者は47人。