島魚で特産品開発を 協力隊に桑畑さん任命 和泊町

和泊町地域おこし協力隊に任命された桑畑さん(中央)=14日、和泊町役場(町経済課提供)

 和泊町地域おこし協力隊の任命式が14日、町役場であり、静岡県出身の桑畑久美子さん(42)を任命した。桑畑さんは「シーフードプロデューサー」として、主に水産加工品の開発に取り組む。「この島で盛んな農産物と水産物を合わせて何かできないか。まずは通称名も含めて魚の名前を覚え、皆さんの力を借りてやってきたい」と抱負を述べた。

 

 桑畑さんは来島前、茨城県で薬の開発に従事。「田舎で新しい仕事をしたい」と協力隊に応募した。任期は1年更新で最長3年間。

 

 町経済課によると、沖永良部島漁協では漁獲量、漁獲高とも年々減少傾向にあり、現在、加工品開発による島内外での販路、消費拡大に力を入れている。

 

 伊地知実利町長は「漁師が釣ってきた魚に付加価値をつけることで島内外の消費、魚価アップにつながり、漁師の生活向上が図られる。漁師と一緒に開発を進めてほしい」と激励。沖永良部島漁業協同組合の東善一郎組合長は町の水産業振興への尽力に感謝し、桑畑さんには「加工品の流通が経済振興につながる。漁協に力を貸していただきたい」と言葉を掛けた。

 

 同町の地域おこし協力隊任命は3人目。現在、桑畑さんを含めて2人が活動している。