文化遺産の魅力発信 データベースをHPで紹介 伊仙町歴民館

今月から公開が始まった伊仙町文化遺産データベースのホーム画面(町社会教育課提供)

 【徳之島総局】伊仙町歴史民俗資料館は同館ホームページと同町文化遺産のデータベースを新設し、6月1日から公開を開始した。データベースでは、町内の主な史跡など約100点を紹介している。同館担当者は「今後も随時、内容を充実させていくのでぜひ一度閲覧してほしい」と呼び掛けている。

 

 データベース化とホームページ開設は、島内外にさまざまな歴史・文化情報を発信するのが目的。データベースは遺跡、建築物・工作物、自然物など18項目に分類されており、掲載されている文書や写真は教材、自由研究などで自由に利用できる(商用利用は要相談)。同町の面縄貝塚や徳之島カムィヤキ陶器窯跡など国指定の遺跡のほか、芸能・娯楽の項目では、島唄の歌詞や闘牛の由来なども紹介している。

 

 今年度は文化遺産をより理解し楽しんでもらうため、映像制作にも取り組んでいる。資料館に保存されていた古い写真のネガや小型無人機ドローンなどを活用し、年度内に集落編(東部、中部、西部)や民俗編、水中編など8編の映像を制作する予定。

 

 同館ホームページでは36件の町指定文化財のリストも掲載しており、今後はデータベースと連携して掲載内容もより充実させていく計画。町社会教育課主事の安田未来さんは「今後は一部の住民しか知らないようなコアな内容も取り上げていく。コロナ禍で外出する機会が減った地元の人たちにも楽しんでもらいたい」と話した。