末川氏が出馬表明 農業立町目指す 和泊町長選

和泊町長選挙への立候補を表明した末川国弘氏=8日、和泊町

和泊町長選挙への立候補を表明した末川国弘氏=8日、和泊町

 元会社役員の末川国弘氏(72)=国頭=が8日、和泊町国頭で会見を開き、任期満了に伴う和泊町長選挙(6月22日告示、同27日投開票)への立候補を表明した。末川氏は「農業立町を目指す。サトウキビなどは今後50年ぐらいの時限立法で、1㌧当たり4万円台にしてもらい、その間に農作物を切り替えていくといった大胆な考え方を導入し農業再生を実現させたい」などと語った。

 

 政策の柱に①農業の再生②女性が活躍しやすい環境づくり③沖永良部島内外の英知を集める政策集団となるシンクタンクの設立-を挙げ「農業の再生へ向け、農家が水をふんだんに使えるようにしたい。町実験農場やシンクタンクを活用し、新たな基幹作物も生み出していく」と述べた。高齢者や障がい者、子育て世代への支援拡充などにも取り組むとした。

 

 末川氏は和泊町国頭出身。拓殖大学を中退後、商社勤務を経て神奈川県を拠点に宅配寿司事業などを展開する会社を設立し、役員などを務めた。

 

 和泊町長選への立候補表明は3人目。現職の伊地知実利町長(77)は今期で勇退する意向で、新人同士の争いとなるのは確実な情勢だ。