沖永良部さとうきび 生産量8万7707トン見込む 12月1日操業開始

2021―22年期のサトウキビ生産見込み量などについて話し合う委員ら=2日、和泊町

    沖永良部さとうきび生産対策本部運営委員会が2日、和泊町のあまみ農協和泊事業本部営農販売課会議室であった。沖永良部島の2021―22年期(21年産)の生産量は、大豊作だった前期実績(9万7458トン)を下回るものの、平年をやや上回る8万7707トンと見込み、南栄糖業の操業を12月1日から4月3日までとする計画を承認した。

 

 同本部によると、今期のサトウキビ栽培は、前期の収穫作業の長期化や、梅雨入りが例年より早かったため、株出し管理に遅れが生じた。さらに5月からの長雨、日照不足により前作型とも茎数が例年より少ない傾向にある。9月からは大きな気象災害もなく、順調に生育しているという。

 

 収穫面積は、1730・42ヘクタールで前期より48・08ヘクタール増えた。10アール当たりの収量(単収)は、前期比729キロ減の5069キロ。糖度については、先月28日現在、ほ場ブリックスが平均で18・23で、平年値16・15を上回っている。

 

 町別の生産見込み量と収穫面積は▽和泊3万7065トン、754・57ヘクタール▽知名町5万642トン、975・85ヘクタール。

 南栄糖業の操業計画では、1日当たりの圧搾量の上限を860トンに設定。年内の原料搬入は12月28日まで。年明けは来年1月5日から操業開始。来年1月と3月に各5日間、洗缶作業を予定している。

 会合では、新型コロナウイルスの感染状況などを踏まえた上で、南栄糖業の操業開始に合わせ、12月1日に出発式を開くことなども確認した。