特産果実を知事に贈呈 高岡町長、マンゴーなどPR JA果樹部会はフェアも 徳之島町

マンゴーやドラゴンフルーツをPRした高岡町長(中央)と、試食する塩田知事(左)=3日、鹿児島市の県庁

徳之島産の熱帯果樹をアピールしたJAあまみ徳之島果樹部会=1日、鹿児島市の「おいどん市場」

  【鹿児島総局】徳之島町の高岡秀規町長らが3日、鹿児島市の県庁を訪れ、塩田康一知事にマンゴーやドラゴンフルーツなど旬を迎えた特産果実を贈呈した。高岡町長の県庁訪問を前に、JAあまみ徳之島地区果樹部会(松本幸徳会長)は1日、鹿児島市のJA直売所「おいどん市場」で特産品フェアを開き、熱帯果樹のおいしさをアピールした。

 

 徳之島町の2020年のマンゴー生産量は15・2トンで、ドラゴンフルーツ生産量は12・5トン。今年産は天候にも恵まれ豊作が期待されている。

 

 県庁では化粧箱入りの果実を手渡した高岡町長が「ふるさと納税の返礼品としての人気も高く、生産者も努力を重ねて良いものをつくっている」と話し、味の良さや品質の良さをアピール。世界自然遺産登録の島として環境にやさしい農業を推進し、6次産業化も合わせた特産品振興へ取り組む考えも示した。

 

 幼少期を徳之島の伊仙町で過ごした塩田知事は、鮮やかに色づいた果実を試食。「マンゴーは糖度が16度以上と非常に高く、とても甘い。ドラゴンフルーツも最近はよく徳之島で食べられるようになったと聞く。赤や白のほかピンクもあり甘さも違うがおいしい」と感想を話した。

 

 また、1日にあった徳之島地区果樹部会のフェアでは、島内産のマンゴーやドラゴンフルーツのほか、島バナナ、パイナップルなども広くアピールした。

 

 夏場のフェア開催はJAあまみでも初の試み。松本会長(59)は「奄美大島と徳之島の世界自然遺産登録決定と合わせ、フェア開催は絶好のタイミング。自然遺産の島・徳之島の認知度向上を通じて、島産熱帯果樹のファン獲得につながれば」と期待した。

 

 同島産のマンゴーは今月末、ドラゴンフルーツは11月ごろまで収穫が続く。