「当選後の活動が大事」 新議員10人に当選証書 瀬戸内町

2020年11月24日

政治・行政

加納委員長(右)から当選証書を受け取った新議員ら=23日、瀬戸内町役場

加納委員長(右)から当選証書を受け取った新議員ら=23日、瀬戸内町役場

 22日に投開票された瀬戸内町議会議員選挙の当選証書付与式が23日、町役場4階会議室であった。町選挙管理委員会の加納良三委員長から当選証書を受け取った新議員10人は、今後4年間の議会活動に向けて気持ちを新たにした。

 

 式で加納委員長は「行政当局と切磋琢磨(せっさたくま)して瀬戸内町の魅力あるまちづくりに貢献することを期待します」、鎌田愛人町長は「町の発展、町民福祉の向上へ、ともに頑張っていけたら」などと激励した。

 

 定数10を15人で争った今回の選挙は、新人の永井しずの氏(61)が802票を獲得してトップ当選した。1956年の瀬戸内町制施行後に行われた計16回の町議選で、得票数が800票を超えたのは永井氏が初めて。

 

 永井氏は「(町議選で初の)女性候補ということで女性を中心に、多くの方に応援をいただいたと考えている。当選はあくまで通過点で、これからの活動こそが大事。多くの人が議員としての私の今後の活動を見ていることを自覚し、町のためにしっかり頑張りたい」と抱負を述べた。

 

 新議員の任期は12月10日からの4年間。