ドーム闘牛場整備へ 天城町、初のGCF導入

2019年11月26日

政治・行政

 天城町は25日から、ふるさと納税を活用して闘牛文化の発信基地「ドーム闘牛場」の整備するため、ガバメントクラウドファンディング(GCF)を開始した。来年2月24日まで寄付を受け付け、300万円の資金調達を目指す。

 

 GCFは、ふるさと納税の総合サイト「ふるさとチョイス」が実施する制度で、ふるさと納税の寄付金の使途を具体的にプロジェクト化し、企画に賛同した人から寄付を募る仕組み。GCFの導入は同町では初めて。

 

 全天候型のドーム闘牛場整備は森田弘光町長の掲げる公約の一つ。町内の団体が主催する闘牛大会が他町で開催される事例が多々あり、町議会でも整備に向け議論されてきた。闘牛文化の継承や魅力を広め、島内外の人々に親しんでもらうことを目的に、寄付金の一部を施設や周辺の整備費用に充てる考えだ。

 

 森田町長は「念願だったドーム闘牛場整備へ着実に事業を進めていく。皆さんのご協力、ご支援を」と呼び掛けている。