保岡さん、旭日大綬章受章祝賀会 奄美市

2019年02月18日

政治・行政

旭日大綬章の受章祝賀会で出席者にあいさつしながら会場入りする保岡元衆院議員(中央)=16日、奄美市名瀬

旭日大綬章の受章祝賀会で出席者にあいさつしながら会場入りする保岡元衆院議員(中央)=16日、奄美市名瀬

 元衆院議員の保岡興治さん(79)の旭日大綬章受章祝賀会が16日、奄美市名瀬の集宴会施設であった。保岡さんは来場者に感謝しつつ「奄美には人間本来の心の豊かさがあり、それこそが宝。議員は辞めたが政治家は辞めていない。これからも奄美の振興のために皆さんと一緒に頑張っていきたい」と述べた。

 

 祝賀会には国会議員や県議、行政、支援団体の関係者ら約500人が出席。祝賀会発起人代表の金子万寿夫衆院議員(鹿児島2区)はあいさつで「『興治さん、本当に頑張ったね』というのがみんなの思い。国政において大きなリーダーシップを発揮していただいた。きょうは昔の思い出を一緒に語り合いましょう」と述べた。

 

 自民党奄美振興特別委員会委員長の尾辻秀久参院議員と朝山毅奄美市長が来賓祝辞に立ち、奄振法の延長・拡充や農業、産業など奄美振興のために力を注いできた保岡さんの功績をたたえた。

 

 保岡さんは中央大学卒業後、1972(昭和47)年に33歳で衆院選に当時の奄美群島区から立候補して初当選。通算13期務め、2度の法相や自民党の要職を歴任したほか、司法や行政など各分野の改革に取り組んだ。