保岡元法相、出馬取りやめ引退

2017年10月09日

政治・行政

記者会見で衆院選に立候補しない考えを表明する保岡氏=8日、鹿児島市

記者会見で衆院選に立候補しない考えを表明する保岡氏=8日、鹿児島市

 【鹿児島総局】自民党憲法改正推進本部長で党奄美振興特別委員会委員長の保岡興治元法相(78)=衆院鹿児島1区=が8日、鹿児島市で記者会見し、衆院選に立候補しない考えを表明した。健康上の問題を引退の理由に挙げ、「憲法改正を目の前にして責任を負う立場。断腸の思いだ」と語った。後継として長男の宏武氏(44)が自民党からの立候補に意欲を示している。