奄美市で新たに1人 県全体は13人 新型コロナ

2021年06月09日

政治・行政

 県と鹿児島市は8日、新たに13人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。このうち1人は奄美市の10代男性で、医療機関に入院中。他に奄美在住の感染者の発表はなかった。

 

 県によると、奄美市の男性は6日に頭痛を発症し、7日にPCR検査を受けて陽性が判明した。8日現在、頭痛のほかに発熱やせきの症状があるという。

 

 県は濃厚接触者として親族6人を把握。検査の結果、全員陰性だった。他の濃厚接触者の有無や感染経路などは調査中。

 

 また、県は8日、新型コロナウイルスに感染していた県内在住の90歳以上の女性が死亡したと発表した。新型コロナが死因ではないとしている。

 

 県内の感染者数は8日現在、累計で3518人。7日現在、143人が医療機関に入院し、88人が宿泊療養、9人が自宅待機中。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は37人。