奄美市大熊で初の住民説明会/防衛省、陸自配備計画

2016年06月06日

政治・行政

奄美市名瀬の大熊地区であった陸自警備部隊配備計画の住民説明会=5日、大熊公民館

奄美市名瀬の大熊地区であった陸自警備部隊配備計画の住民説明会=5日、大熊公民館

 奄美大島の2地区で進む陸上自衛隊警備部隊などの配備計画に絡み防衛省と奄美市は5日、部隊配備を計画している中の一つ同市名瀬大熊地区の公民館で初の地元説明会を開催した。地区住民ら約170人が参加。防衛省九州防衛局の市川道夫企画部長が奄美大島に配備する目的や部隊の規模、施設の整備内容、安全面や騒音対策などについて説明し、住民らに理解を求めた。部隊の新設配備は2019年3月の予定。会では計画に賛同する住民がいる一方、計画決定後の説明会開催は順序が逆だと指摘する声もあった。