新庁舎が開庁 住民奉仕向上へ気持ち新た 和泊町

2019年01月05日

政治・行政

新年の業務開始を前に行われた和泊町役場新庁舎の開庁式=4日、同町和泊

新年の業務開始を前に行われた和泊町役場新庁舎の開庁式=4日、同町和泊

  【沖永良部総局】昨年末に建築工事が完了した和泊町新庁舎が4日、開庁した。同日午前8時半から新庁舎玄関前で開庁式があり、役場職員や町議、施工業者らが出席。町行政の新たな拠点となる庁舎の開庁を喜び、住民サービスの向上へ気持ちを新たにした。

 

 式で伊地知実利町長は「まちづくりの拠点となる新庁舎で、さらなる町勢発展に町民全員で取り組んでいきたい」と述べ、永野利則議長は「町民にこれまで以上に便利で身近になったと実感してもらえるよう、さらなる行政サービスの充実へ職員一丸で取り組んで」とあいさつした。

 

 式後は職員が庁舎前で記念撮影。庁舎1階の多目的ホールで仕事始め式を行って新庁舎での業務を開始し、来庁者を迎え入れた。

 

 種子島公彦総務課長は「旧庁舎では建物別に分かれていた部局が、新庁舎では一カ所に集約された。業務の効率化や情報の共有化が図られ、職員間の連携も高まると思う。住民に親しんでもらえるよう頑張っていきたい」と話した。

 

 新庁舎は鉄筋コンクリート造り2階建て。延べ床面積約3256平方メートル。1階は町民支援課や保健福祉課など、町民が多く利用する課を配置。2階は総務課、企画課、教育委員会に加え、議会議場や町長室などがある。