観光拠点施設の整備進む=奄美市住用

2017年05月22日

政治・行政

中核施設の整備が進む奄美市住用町の現場

中核施設の整備が進む奄美市住用町の現場

 奄美市は「森と水のまち住用観光プロジェクト」の一環で住用町摺勝地区で、奄美大島中南部観光の拠点施設(名称未定)整備を進めている。最終年度の2017年度は多目的スペースや観光案内所、休憩所を備えた中核施設の完成を見込む。市側は「住用町は希少野生動植物が多く、世界自然遺産登録の実現に重要な役割を担うが、南北の通過点としてのイメージが強く、地域資源を十分に生かしきれていなかった」と分析。「整備中の中核施設を地域振興の起爆剤にしたい」としている。