議長の任期めぐり混乱

2014年06月25日

政治・行政

議長の任期をめぐり混乱している大和村議会=24日、大和村役場

議長の任期をめぐり混乱している大和村議会=24日、大和村役場

 議長の任期をめぐり、大和村議会(議員定数8人)が混乱している。背景には任期を2年とする同村議会の慣例があり、地方自治法が定める任期4年を理由に続投の意志を示す宮田到議長と慣例に従って辞職を求める複数の議員が対立。両者の主張は平行線をたどっている。  「大和村議会運営に関する申し合わせ」では、「議長、副議長の任期は、地方自治法103条第1項の規定により4年となっているが、これまでの慣例どおり2年とする」となっている。同村議会事務局によると、申し合わせに関する罰則規定はない。  宮田氏は、2012年5月30日に実施された議長選で議長に選出された。慣例の任期では3期目で、今年5月29日で任期満了となっている。副議長の梅畑茂和氏はすでに辞職願を宮田氏に提出し、受理されている。