17年度予算で中央提案/県開発促進協と伊藤知事

2016年07月21日

政治・行政

小林環境事務次官(右奥)に提案事項を説明する伊藤知事(左奥)と池畑会長(左前)=20日、環境省

小林環境事務次官(右奥)に提案事項を説明する伊藤知事(左奥)と池畑会長(左前)=20日、環境省

 8月末に締め切られる2017年度政府予算概算要求へ向けて、鹿児島県開発促進協議会(会長・池畑憲一県議会議長)と伊藤祐一郎知事は20日、関係省庁に提案活動を行った。奄美関係では18年夏の「奄美・琉球」の世界自然遺産登録に向けた取り組みを重点項目の一つとして提案した。環境省では①早期の世界自然遺産登録(18年夏)②登録に必要な取り組みの推進(遺産登録の前提となる早期の国立公園指定などの保護担保措置を講じる)③世界遺産としての価値の維持(希少野生生物保護対策やマングースなどの外来種対策)④奄美群島自然共生プランに基づく取り組みへの支援―などを提案した。