「すなおにキビキビ体操」制作 健康増進や観光PRに活用 大和村

「すなおにキビキビ体操」の動画収録で元気よく踊る大和小の児童たち=7日、大和村思勝

地域住民の健康増進を図り、地元の歴史を知るきっかけにもつなげようと、大和村が制作したオリジナル体操曲「すなおにキビキビ体操」のプロモーションビデオ(PⅤ)撮影が進められている。出演者、制作スタッフともに村内在住者で、老若男女が村内各地の景勝地などで歌い踊る内容。PⅤは来年3月末までの完成を目指し、村の魅力を発信する観光PR動画としても活用する。

 

体操曲の制作は村保健福祉課が発案。奄美大島にサトウキビの苗と黒糖製造技術を導入したと伝えられる村の偉人・直川智(すなおかわち)翁の顕彰も目的としている。制作には新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を一部活用した。

 

村はタイトルや歌詞のイメージに合った楽曲を公募し、三味線やチヂン(太鼓)を使った地元住民による演奏など音源の収録を経て体操曲を完成させた。

 

PⅤ撮影は村の依頼を受けた大和村集落まるごと体験協議会が11月中旬から開始し、村内全集落や観光スポットなどをめぐって計30カットの撮影に取り組んでいる。7日は大和小学校(新村篤校長)の児童27人が直川智翁を祭る開饒(ひらとみ)神社で撮影に臨み、全身を使って元気よく踊った。

 

勝桜さん(2年)は「楽しく踊ることができた。完成するのが楽しみ。お母さんに見てもらいたい」と笑顔で話した。

 

同課の早川理恵課長は「体操というツールで子どもから高齢者まで誰でも参加しやすく、若者も大和村の歴史を知るきっかけになる。できるだけたくさんの村民が関わり、楽しみながら知恵を出し合って作ることを大事にしたい」と語った。