「大城小もりあげ隊」が発足 和泊町

学校の奉仕作業に参加する大城小もりあげ隊のメンバーら=27日、和泊町の同校

 和泊町の大城小学校(田邊ツル子校長)は2021年度、学校教育活動に協力するボランティア組織として「大城小もりあげ隊」を発足させ、会員募集を始めた。田邊校長は「保護者、地域の方が協力的で校区外からの参加もある。地域と学校が協力しながら、相互の活性化を目指していきたい」と話している。

 

 同校は20年度、町内他5校と共に「コミュニティースクール」になり、保護者や地域住民代表からなる学校運営協議会を設置。児童数の減少や過疎化など、学校と地域が抱える課題を話し合ってきた。

 

 もりあげ隊発足はその取り組みの一環。田邊校長によると、これまでもPTA準会員制度によって地域の協力を得てきたが、同制度を生かしながら、より多くの地域住民が気軽に参加しやすい方法を考えたという。

 

 参加形態は▽負けじ魂(寄付と活動)▽がじゅまる(活動のみ)▽サタ小屋(寄付のみ)│の3コースを設定。活動は昔の遊び指導、登下校の見守り、花の苗提供、草刈りなど多岐にわたり、会員それぞれができる活動を希望したり選んだりできる。

 

 27日は奉仕作業があり、PTA、もりあげ隊、同校職員計27人が参加。約2時間かけて校庭の樹木を刈り込み、子どもたちが活動しやすいよう整えた。

 

 作業に参加したもりあげ隊で大城集落区長の野山信興さん(68)は「大城は高齢者が多い。隊の活動を通じて子どもとコミュニケーションがとれることで、逆に子どもたちから元気をもらっている。学校は地域の中核であり、体が動く限りは協力していきたい」と話した。