「安心感高まった」 ワクチン接種終えた高齢者ら 腕の痛み、発熱の症状も 大和村

大和村であった1回目の新型コロナワクチンの高齢者集団接種=4月16日、同村体育館

 県内の自治体でも随時、始まっている新型コロナウイルスワクチンの高齢者優先接種。大和村では他自治体に先駆け、今月9日までに高齢者の約8割が2回目のワクチン接種を終えた。村内の高齢者に話を聞くと接種後は「数日間、腕に痛みがあった」「発熱があった」などと症状を訴えた人もいた一方、「コロナへの安心感が高まった」といった声が多く聞かれた。

 

 ワクチンの高齢者接種を巡っては、国の配分計画に基づいて県は高齢化率が42%と高い大和村と、高齢者人口が多い鹿児島市に先行してワクチンを配分。

 

 大和村では1回目の集団接種が4月16日から3日間、2回目が5月8、9日にそれぞれ実施された。

 

 津名久の藤井俊郎さん(72)は「1回目も2回目も接種した翌日まで、腕の注射した辺りに痛みを感じたが、それ以外は何ともない。これでコロナへの不安がなくなったのだから安いもの。他より早く接種でき、大和村民でよかったなと思ったよ」と笑った。

 

 今里の森忠夫さん(72)は2回目を接種した翌日、38度まで体温が上がった。「熱は出たが、ワクチンが効いている証拠と思って我慢した。5月は鹿児島本土への出張予定があり、出張先での感染を心配していたが、接種したら不安が和らいだ」と語った。

 

 腕の痛みや発熱などの症状が「何もなかった」と話したのは思勝の山元直光さん(69)。2回の接種を終え、「多少は不安もなくなったが、コロナの変異株も広がっているので、まだ完全に安心はできないと思う。今後も外出の際などはマスクをしっかりしたい」と気を引き締めていた。