えらぶ色アートプロジェクト開催 知名町

壁に絵を描く参加者ら=9日、知名町

身の回りにある素材を使ってアート作品作りを楽しむ「えらぶ色アートプロジェクト」が9、10の両日、知名町フローラルパークであった。沖永良部島内の家族連れなど延べ約100人が参加し、パーク内の壁に、沖永良部島の赤土などを使った塗料でイラストを描いた。

 

子どもたちに芸術との出合いの場を提供し芸術活動で町の活性化を図ろうと、同町の一般社団法人しまやどり(宮澤夕加里代表理事)が主催した。

 

同法人は地場産の農作物や天然素材を使った文具を作る「えらぶ色クレヨンプロジェクト」などを展開しており、今回のイベントでは廃棄物を画材などに変えてアート作品を制作する「エコアート・アーティスト」の綾海さん(25)=長崎県出身=を講師に招いた。

 

参加者は綾海さんにアドバイスを受けながら、筆やスポンジ、海の生物の型枠などを使って、思い思いのペースで創作活動を楽しんだ。絵の具には、油性塗料をベースに、赤土やイカ墨、小笠原諸島の海底火山噴火により漂着した軽石などを混ぜた塗料も使用した。

 

親子で参加した同町の酒匂晃君(6)は「絵を描くのは好き。スポンジをポンポンしてヒトデや貝を描くのが楽しかった」と笑顔で話した。