インド型変異株を初確認 県内新型コロナ

 県と鹿児島市は21日、新たに47人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。奄美在住の感染者は奄美市の10代から60代までの男女3人。県は同日、インド型の変異株の感染が県内で1例確認されたと公表。県内での確認は初めてで、県によると九州でも初めてという。

 

 変異株への感染が確認されたのは県内在住の男性。県によると、男性は5月上旬に症状を発症。4月下旬以降、海外の変異株指定地域での滞在が確認されており、国立感染症研究所でのゲノム解析の結果、インド型変異株と確認された。

 

 県は、5月中旬に新型コロナへの感染が確認された同居親族の男女2人についても、感染経路が同一とみてインド型変異株と判断。同居親族2人の濃厚接触者は、全員、陰性が確認されたという。

 

 また、県は20日までの1週間に新たに211人の変異株感染者を確認したと公表。変異株の陽性事例は同日現在、合計で542例となった。

 

 奄美市で新たに感染が確認されたのは10代と50代の男性各1人、60代女性1人。いずれも感染者との接触歴が確認されている。

 

 50代男性と60代女性は医療機関に入院中で、10代男性は宿泊療養中。県によると、21日夕現在、10代男性の知人など6人と50代男性の職場関係者1人の検査を行っている。

 

 県はこのほか、県庁の本庁舎内にある職員生協売店に勤務する40代女性の感染を発表した。19日に感染が発表された60代女性の接触者。県によると、感染が確認された2人以外の職員は全員、PCR検査を実施している。売店は24日も休業を継続する。

 

 県内の感染者総数は21日現在、3072人。20日現在、220人が医療機関に入院し、169人が宿泊療養、12人が自宅待機中。重症者は2人で、酸素投与が必要な中等症者は62人となっている。