カリブ海地域と親睦深める 奄美群島5町 オリパラ事業でオンライン交流

オンラインで交流する5町と5カ国の参加者

 東京オリンピック・パラリンピックでカリブ海地域5カ国のホストタウンとなった徳之島町、天城町、和泊町、知名町、与論町の5町は30日、それぞれの相手国とのオンライン交流を実施した。児童らがそれぞれ町の特徴を紹介した後、相手国の文化などについて質問してお互いの親睦を深めた。

 

 事業は新型コロナウイルスの影響で直接の交流が困難となったため、5町が協力してオンラインで実施した。徳之島町の相手国、セントビンセント及びグレナディーン諸島からは、国際パラリンピック委員会のルディー・ダニエル会長らが参加。同町亀徳小学校の5年生24人と英語の通訳を介して交流した。

 

 ダニエル会長は2019年11月に徳之島を訪れたことに触れ、「とても楽しかった。コロナが収束したらまた皆さんに会いたい」と語った。児童からの「人気のスポーツや職業は」の質問に対しては「スポーツはクリケットやサッカー、バスケットが人気。仕事はスポーツコーチや会計士のほか実業家を志す人が多い。徳之島の人とビジネスできるチャンスがあるといいですね」と笑顔で答えた。

 

 オンライン交流に参加した亀徳小5年生の米島きおらさん(10)は「オンラインでやりとりできるのは便利だけど、本当は直接会ってパラリンピックに出場した選手におめでとうと伝えたかった。また徳之島に遊びにきてほしい」と感想を述べた。

相手国の旗を振る亀徳小の児童=30日、徳之島町亀徳