ガイドや住民が、漂着軽石回収 与論島

海岸に漂着した軽石を回収する清掃ボランティアの参加者=16日、与論町の皆田海岸(提供写真)

 海底火山噴火の影響とみられる軽石が海岸に大量に漂着している与論島で16日、地元のエコツアーガイドや住民有志ら約20人が海岸の清掃ボランティアを行った。同島東側の皆田海岸では、約1時間半で軽トラック5台分の軽石を回収した。

 

 与論町によると、同島では町の海岸清掃スタッフが13日に軽石の漂着を発見し、町担当者が14日に大金久海岸などで大量の軽石を確認した。16日の清掃は、ガイドらが呼び掛け、住民や行政職員らも参加した。

 

 軽石は、喜界島や奄美大島の海岸でも確認されている。鹿児島地方気象台によると、小笠原諸島付近の海底火山・福徳岡ノ場が8月に噴火した影響とみられる。人体への有害性は考えにくいという。

 

 与論島の清掃に参加したガイドの男性は「軽石は地球の活動の中で発生したものなので、悪いものだとは思っていない」と強調。その上で「海と砂浜がびっくりするほど灰色になってしまっているので、与論島の青い海と白い砂浜を守るため何とかしないといけないという思いでビーチクリーンをした。今後もガイドをしながら地道に回収を続けていきたい」と語った。

 16日は同島北側の海岸・トゥマイでも清掃作業が行われた。