ガイド案内で与論島の魅力堪能 モニターツアーに9人参加

麓会長の解説を聞きながら与論十五夜踊を鑑賞する参加者=19日、与論町の地主神社

 専門ガイドの案内で与論町の伝統芸能や島唄、郷土料理を楽しむモニターツアー(ヨロン島観光協会主催)が19日、与論城址などであった。関東、関西、中部地方などから9人が参加。国指定重要無形民俗文化財「与論十五夜踊」を鑑賞して島の文化に理解を深めるとともに、豊かな自然を満喫した。

 

 観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」。NPO法人ヨロンSCが事務局となり、与論城史跡巡り、十五夜踊、皆既月食・星空ツアーなどを組んだ。それぞれの魅力を伝えようと各プログラムに専門ガイドが配置された。

 

 参加者はまず電動キックボードを使って同観光協会を出発し、島の空気感を体感しながら与論城址までの道のりを散策した。

 

 与論十五夜踊では、町文化財保護審議会の麓才良会長の解説付きで鑑賞。夜は川畑アキラさんのライブを楽しみながら郷土料理に舌鼓を打った。

 

 初来島した名古屋市の自営業、野口沙貴さん(33)は「風が爽やかで景色がきれい。サトウキビのせいか空気が甘く感じる。都会だと感じることができない体験。大人になってからは祭りに行く機会もないので、十五夜踊は新鮮だった」と笑顔で語った。