コロナ下2年ぶり成人式 名瀬283人、自覚胸に 奄美群島各地

奄美市名瀬地区成人式「新成人のつどい」で万歳三唱する出席者たち=3日、同市名瀬の奄美文化センター

奄美群島9市町11地区で2、3の両日、2022年の成人式が開かれた。21年は各自治体とも新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため、式典開催は2年ぶり。各会場で感染対策が講じられる中、群島内外で暮らす新成人たちは一堂に会し、次代を担う自覚を胸に刻んだ。

 

奄美市名瀬地区の「新成人のつどい」(市教育委員会主催)は3日、奄美文化センターであった。開催に当たって、市教委は出席者に、日常的な感染予防と事前の新型コロナワクチン接種やPCR検査受検、体調確認書類の記入を求めた。

 

当日は、新成人283人が晴れ着にマスク姿で出席。会場入り口付近での密集を避けるため、出身中学校で受付場所、時間を分けた。

 

式典は、島内在住の新成人でつくる実行委員会が企画・運営を担った。里見健太会長は「コロナ下だが無事開催できてうれしい。支えてくれた人たちに感謝し、島の誇りと結いの精神を持ち続け、社会で活躍したい」とあいさつした。

 

安田壮平市長の式辞、西公郎市議会議長の祝辞に続き、新成人代表の大山鷹輝さんが意見発表。「保育士を目指し、専門学校に通っている。不安や勉強不足を感じることもあるが、現場実習を積み重ね、決意は固い」と述べた。最後は万歳三唱で式典を締めた。

 

群島内の成人式は、2日に喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の計7町、3日に奄美市3地区と龍郷町であった。大和村と宇検村、瀬戸内町は4日に行う。