コロナ禍で人出少なく 徳之島でも送り盆

食事を楽しみながら祖先との別れを惜しむ家族連れ=15日、徳之島町亀津

 徳之島の墓地でも料理や飲み物を持ち込んで墓を囲み、盆を一緒に過ごした先祖との別れを惜しむ光景が見られた。

 

 徳之島町亀津地区などでは、送り盆の日に一重一瓶を持ち寄って先祖を送る風習がある。暑い最中とあって例年は日が傾いてからが最もにぎわうが、コロナ禍の今年は過密を避けるため、午後4時前には引き上げる家族連れの姿も。墓地を訪れた人からは「例年より人出は少ない」との声も聞かれた。

 

 親族7人で墓を訪れた40代女性(亀津)は、「いつもなら親戚も招いて十数人で見送るが今年は家族だけ」と話し、「外出もせずに静かな盆だったが無事に過ごせた。お正月は皆でにぎやかに迎えられますように」とコロナの収束を願った。