ナイトスクールを実施 奄美署など

安全運転サポート車について知識を深める参加者=28日、奄美市

  日没が早まり、薄暮から夜にかけて増える高齢者の交通事故を防ごうと、奄美署などは28日、奄美市名瀬の奄美自動車学校で「ナイトスクール」と「安全運転サポート車試乗会」を実施した。住民や自治体、行政関係者ら約30人が参加。夜間帯の事故防止対策や注意点などを学んだ。

 

 同署と奄美地区安全運転管理協議会、奄美地区交通安全協会が企画。講師は自動車学校の満永幹王教習部長が務めた。参加者は、自車と対向車のライトの反射で歩行者が見えなくなる蒸発現象や、夜間の色の見え方の違いを体験。奄美市地域女性団体連絡協議会の佐久子会長(75)は「夜は黒色が見えづらく、歩行者も運転者に気付いてもらえるよう、白色を着用するなどの対策を取ることが必要」と話した。

 

 試乗会では、高齢ドライバーの操作ミスによる事故の多発を背景に、内山商事スズキアリーナ名瀬の玉岡昭典店長が安全運転サポート車の技術説明や実演を行なった。「加齢に伴い判断力は低下する。安全機能の付いた車に乗ることで、自身や周囲の安心につなげてほしい」と呼び掛けた。

 

 同署の末永健太交通課長は「年末にかけて人対車両の事故が増す。運転者は早めの点灯を、歩行者には小まめな安全確認に努めてもらい、1件でも事故が減らせるよう地域で図っていきたい」と述べた。