ヒメタツナミソウ開花 喜界島の固有植物

 

小さな花を咲かせているヒメタツナミソウ=10日、喜界島百之台付近

喜界島の固有植物「ヒメタツナミソウ」が開花期を迎えている。シソ科の多年草。葉の長さは5~9㍉で、花は白色または淡紫色。5~6月にかけて、房状に小さな花を咲かせる。

 

ヒメタツナミソウは町の天然記念物で、滝川や城久、百之台などに自生している。2020年には種の保存法による国内希少野生動植物にも指定され、採取が禁止されている。

 

喜界町埋蔵文化財センターでは、ヒメタツナミソウ保護のため19年から観察を続け各種データを収集している。同センターの担当職員は「繊細な部分もあるが、力強い生命力を持った植物。小さくて目立たないが、喜界島唯一の固有種なので、島の人にも知ってもらい、大切にしてほしい」と話していた。