不作一転、回復期待 スモモの選果始まる 大和村

29日から始まったスモモの選果作業=大和村湯湾釜

 スモモの一大産地・大和村で29日から、選果作業が始まった。村産業振興課によると、村内では30~40㌧の生産量を想定しており、出荷作業は6月中旬まで続く見込み。

 

 2021年産のスモモは気候などの生育条件が整い、過去2年の不作からから一転、生産回復が期待されている。小玉傾向で大きさはL、2Lが中心。JAあまみ大島事業本部がまとめた21年産の大和地区の共販計画は12・4㌧にとどまったものの「過去2年の不作もあって農家が過少申告している」(村産業振興課)とみて、30㌧以上の生産を見込んでいる。

 

 同村湯湾釜選果場では6月1日からの稼働を予定していたが、今月28日に名瀬中央青果に島内から1㌧を超えるスモモの出荷があったため、村内の生産者から選果場の稼働を求める声があり、稼働時期を前倒しした。

 

 29日は午後から選果作業を開始。作業員約10人が傷や着色が悪い果実の選別、箱詰め作業に汗を流していた。村産業振興課の郁島武正課長(59)は「選果場の効率化のためにも、生産者は家庭選果を徹底してほしい」と話した。

 

 6月3日には同選果場で21年産奄美プラム(スモモ)の出発式を予定している。