交流はオンラインで 奄美の五輪・パラホストタウン

奄美の5町など県内6町やカリブ共同体諸国の関係者が参加してあったホストタウンオンライン交流プログラム=3月、与論町

 新型コロナウイルスの影響を受け、東京五輪・パラリンピックのホストタウンとなっている自治体の間で選手らの受け入れを断念する動きが広がっている。奄美群島内も伊仙町ですでに訪問中止が決定。他の自治体もオンラインでの交流に切り替える動きが出ている。

 

 ホストタウン事業は、海外選手の事前合宿受け入れや交流事業を行い、相手国と各自治体が友好関係を築いて大会を盛り上げ、地域のグローバル化や活性化につなげる取り組み。群島内では龍郷、徳之島、天城、伊仙、和泊、知名、与論の7町がホストタウンとなっている。

 

 オンライン交流について担当者からは、「現在の感染状況での来島は選手も住民もリスクが高い」「医療機関の受け入れ体制が整えられない」「町内の各種行事が中止される中での受け入れは住民の理解を得られない」といった声が上がった。

 

 天城町企画財政課ふるさと創生室の基久依さんは「今後も継続的に交流していくのであれば、次世代へつなげていく意味でもオンラインは有効だと考える。対面できないのは残念ではあるが、あまりネガティブにとらえず前向きにできることを考えていきたい」と話した。