健闘をたたえ歓声 五輪女子マラソン応援 3選手合宿地の徳之島湧く 天城町

日の丸を振って一山選手の力走をたたえる森田町長(前列中央)ら=7日午前8時半ごろ、天城町役場

 【徳之島総局】東京オリンピック女子マラソンの日本代表3選手が合宿をしていた天城町では7日、役場に特設会場が設けられ町関係者ら約20人がレースを見守った。暑さでリタイアする選手も出る中、出水市出身の一山麻緒選手が見事に8位入賞。ゴールの瞬間、会場は「よく頑張った」と健闘をたたえる歓声に包まれた。

 

 徳之島は長距離選手らの冬場の合宿地として日本実業団チームが例年合宿地として利用している。東京オリンピックに出場した一山選手(ワコール)、鈴木亜由子選手(日本郵政)、前田穂南選手(天満屋)3選手ともチームの合宿で天城町に来町していた縁もあって町も応援していた。

 

 特設会場で観戦した森田弘光町長は「徳之島で合宿した選手が日本代表になり見事に全員が完走。島民としてもうれしい。島の子どもたちの励みにもなる」と笑顔を見せ、「再び天城に来る時は歓迎で健闘をねぎらいたい」と3選手との再会を心待ちにした。

 

 出水市出身で中学、高校時代の一山選手を知る天城中学校の宮脇征治教諭(44)は「練習熱心な上、笑顔が印象的で周囲も笑顔にする子だった。同郷として誇りに思う」「一山選手の活躍はコロナ禍でも頑張り続けることの大切さを教えてくれた。教え子たちにも伝えたい」と快挙をたたえた。