全体は6割超見込み 高齢者8割迫る 一般は半数、予約推進へ 奄美市ワクチン接種率

奄美ワクチンセンターの集団接種(資料写真)

 奄美市は29日、最新の新型コロナウイルスワクチン接種状況をまとめた。それによると、25日現在の65歳以上高齢者の接種率は77・3%。予約数を加えた16歳以上の全体接種率は6割超の見込みだ。奄美文化センターを活用した集団接種は現在も予約を受け付けている。市ワクチン接種推進室は「目標値は集団免疫を得られるとされる7割に設定した。引き続き接種を呼び掛けていきたい」と話した。

 

 ワクチン接種は3月9日の連携型医療機関を皮切りに始まった。4月19日に奄美ワクチンセンター(奄美文化センター)を開設して集団接種を開始。5月3日以降は高齢者、基礎疾患を持つ人など段階的に進め、7月26日からは16歳以上の全員を対象に実施している。

 

 医療従事者や施設接種なども含めた高齢者の接種状況(25日現在)をみると、1回目を終えた人は高齢者人口1万3917人の84・4%に当たる1万1745人。2回目は77・3%(1万751人)だが、一部データがまだ反映されておらず、実際にはこれより高くなる見込み。

 

 25日以降の予約数も含めた全体接種率見込みは、対象人口3万6742人に対して65・8%(2万4158人)。年齢別内訳は▽65歳以上86・9%▽一般(16~64歳)52・9%と、一般は半数にとどまっている。

 

 担当者は「名瀬保健所管内でも若い人が重症化したケースがあると聞いている。多くの人が接種を受けることで発症予防に効果が出る。県内では(感染力の強い)デルタ株も確認されており、引き続き接種を呼び掛けていきたい」と話した。

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 奄美市ワクチン接種推進室によると、12~15歳の対象者は約1400人。8月中旬に接種券を発送し、9月中の集団接種を予定している。9月1日以降に12歳の誕生日を迎える場合は、順次個別に送付する。