初の職員雇用で辞令交付 えらぶ島づくり事業協同組合

辞令交付を受けるえらぶ島づくり事業協同組合の新規職員(左)=3日、和泊町の同組合事務所

 沖永良部島での安定した雇用の創出を目指す「えらぶ島づくり事業協同組合」(平安正吾理事長、8事業所)は3日付で初めて派遣職員を採用した。同日、和泊町の同組合事務所で辞令交付式があり、島外から移住した3人が辞令を受け取り、島での仕事や生活に夢と期待を膨らませていた。

 

 えらぶ島づくり事業協同組合は今年3月に設立。県内第1号となる「特定地域づくり事業協同組合」に認定され、6月末から職員を募集していた。今年度は労働者派遣事業を進める計画で、8人を職員として採用。季節ごとの労働需要に応じて、農業や福祉などさまざまな分野の組合員事業者へ派遣する。

 

 この日辞令交付を受けたのは香川県出身の木内七海さん(25)、兵庫県出身の谷拓実さん(25)、栃木県出身の直井桃花さん(21)。式で平安理事長は「採用となった皆さんは、自身のため、沖永良部のため、さまざまな地域、職場で期待に応えられるよう頑張って」と激励の言葉を送った。

 

 木内さんは「島の人の温かさを知り、移住を決めた。島の皆さんに認めてもらえるよう一生懸命頑張りたい」、谷さんは「人とのつながりを大事にしたい、成長させてもらい、島を一緒に盛り上げていけたら」、直井さんは「皆さんの迷惑にならないよう成長していきたい」と抱負を述べた。

 

 同組合によると、3人の派遣先は本人と事業所の希望を考慮し、来週をめどに決定する。派遣職員は同3人のほか、3人が内定している。