国体へ向け天城町で花づくり 県主催の花育て教室開催

寄せ植えづくりに挑戦する受講者=11日、天城町天城

 2023年開催の国民体育大会「かごしま国体」と全国障害者スポーツ大会「かごしま大会」へ向けた「推奨花の花育て教室」(県主催)が11日、天城町の歴史民俗資料館「ユイの館」であった。町内から20人が受講。全国から訪れる人々をもてなすために座学や実践で花の育て方を学んだ。

 

 両大会の各競技会場や道路、周辺地域に花を植え、全国からの来県者を歓迎する「花いっぱい運動」の一環。県は南国のイメージに沿うことや、大会開催時期に開花が重なるなどの基準からローズマリー、ハイビスカス、クロトンなど計13種を推奨花として選定している。

 

 県職員2人が来島。町農業センターが教室で使う花の苗を育成し、町農業青年クラブが運営スタッフとして協力するなど県、町が協力して教室を実施した。天城町農政課農業センター係の坂田一隆さん(37)が講師を務め、種類ごとの育て方のこつなどを伝えた。

 

 座学後はマリーゴールド、サルビア、ジニア、センニチコウと5種の推奨花を用いた寄せ植えに挑戦。参加者は一つの鉢に複数の種類の花の苗を植え付け、花が咲いた全体の姿を想像しながら創意工夫を楽しんでいた。

 

 受講した杉山優子さん(46)=同町浅間=は「なかなか花を育てる時間がないが、国体を応援できる機会でもあるので参加した」と話し、「国体までに職場の花壇で花を育てたい。できれば1年中花いっぱいにしたい」と笑顔を見せた。