大和村が余剰ワクチン譲渡 奄美ワクチンセンターへ

ワクチン譲渡のマニュアルに従って関係書類を確認する大和診療所の職員(右)と奄美市の担当者=13日、同市名瀬の奄美ワクチンセンター

  新型コロナウイルスのワクチン接種が県内で先行して進む大和村は13日、村内すべての希望者への接種後に余る見込みとなったワクチンを、奄美市と龍郷町が合同で運営する同市名瀬の奄美ワクチンセンター(奄美文化センター)に譲渡した。ファイザー製のワクチン130本(780回分)で、16日の週に使用する予定。

 

 同村は高齢化率が高いことから、鹿児島市とともに4月12日から県内自治体に先駆けてワクチン接種が始まった。7月上旬までに16歳以上が対象の集団接種を終了。現在、大和診療所で進める個別接種が9月6日には終わる予定で、ワクチンが余る見通しとなったことから、他自治体への提供を決めた。

 

 同診療所の松﨑泰郎事務長らが13日に同センターを訪れ、国などが定めるマニュアルに従って関係書類を確認し、奄美市の担当者にワクチンを譲り渡した。

 

 松﨑事務長は「ワクチンの使用期限が9月30日まで。早めに渡すことで有効利用してもらえると思う」と述べた。

 

 奄美市健康増進課の徳永明子課長は「大変ありがたい。提供いただいたワクチンを優先して有効に使っていきたい」と感謝の意を示した。