奄美から藍綬2氏 秋の褒章、県内14人

 政府は2021年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章は808人、22団体。鹿児島県内からは14人(黄綬6、藍綬8)だった。奄美関係では、奄美市明るい選挙推進協議会副会長の伊集院律子氏(81)=奄美市名瀬=と、元調停委員の平井雅代氏(72)=同=が公共事務に尽力した人をたたえる藍綬褒章を受ける。発令は3日。

 

伊集院律子氏

◆若者へ明るい選挙推進

伊集院律子氏(81)

藍綬褒章(選挙関係事務功績)

 「身に余る栄典に驚きと喜びを感じている。章を授かることができたのも私を育ててくださった皆さまのおかげ。受章はその方々を代表してのことと感謝している。投票率が低迷する中、奄美の若者が明るい未来を描けるよう、今後も一票の大切さを唱えていきたい」

 1986年7月に奄美市明るい選挙推進協議会委員に就任、2008年から副会長を務める。約30年間活動。市内の中学・高校などで「学生のための選挙講座」を実施し、若年層への啓発活動を行う。石橋町。

 

平井雅代氏

◆当事者間の合意に尽力

平井雅代氏(72)

藍綬褒章(調停委員功績)

 「『和顔愛語』を胸に22年間勤め上げられたのも、裁判所の方々、共に研さんを重ねてきた委員仲間の支えがあってのこととお礼申し上げる。今後、調停制度の効用のさらなる広まりを望むとともに、任期中に培った学びの姿勢を大切に地域の活動に努めたい」

 1974~95年、旧名瀬市の公立幼稚園に勤務。99年4月に調停委員に就任、2021年3月まで各種の紛争解決にあたる。市の健康づくり推進員(母子)としても10年以上活動し、地域に根ざしたボランティアに携わる。浦上町。