奄美では4市町で10人 県内で新たなクラスター2例

 県と鹿児島市は10日、県内で新たに59人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。奄美群島在住者は4市町の男女計10人で、奄美市名瀬の奄美中央病院から広がったクラスター(感染者集団)関連の感染者は1人、徳之島町の徳洲会病院で発生したクラスター関連の感染者は2人だった。県は同日、曽於市と鹿屋市で新たに計2例のクラスターが発生したと公表した。

 

 奄美群島在住の新規感染者の内訳は▽奄美市7人(20代~90歳以上の男性4人、女性3人)▽瀬戸内町1人(30代男性)▽徳之島町1人(90歳以上女性)▽伊仙町1人(90歳以上女性)-。

 

 このうち、奄美市の50代男性は奄美中央病院で発生したクラスター関連で、このクラスター関連の感染者は累計80人。徳之島町と伊仙町の女性2人は徳之島徳洲会病院から広がったクラスター関連で、このクラスター関連の感染者累計は79人となった。

 

 県によると奄美在住の新規感染者のうち、10日夕現在で5人が医療機関に入院しており、5人が自宅待機中。奄美市の20代男性、30代女性、70代女性、瀬戸内町の30代男性は感染経路が分かっていない。同日は奄美群島から感染者の島外搬送はなかった。

 

 県公表のクラスター2例のうち、曽於市のクラスターは児童施設で発生した。関連の感染者は10日までに陽性が判明した10歳未満から70代までの男女11人で、利用者6人と職員5人。鹿屋市のクラスターは医療機関で発生。関連の感染者は20代から80代までの男女12人で、職員3人と患者9人。 

 

 また、県は9日までの1週間に行った変異株のスクリーニング検査で、161例のデルタ株陽性を確認したと公表。鹿児島市は同市在住の感染者男性1人の死亡を明らかにした。年代は非公表。

 

 県内の感染者数は10日現在、累計で8760人。9日現在、289人が医療機関に入院し、214人が宿泊療養、109人が自宅待機中。前日比で医療機関入院者は17人、宿泊療養者は8人、自宅待機者は2人それぞれ減少した。重症者は5人で、酸素投与が必要な中等症者は74人。