奄美でもオンラインスナック 海外からもネットで〝来店〟

オンラインスナックの客と会話する森岡さん

 新型コロナウイルスの影響で飲食店が苦境に立たされている中、奄美市内で「オンラインスナック」という新しい形の営業を始めた店がある。経営しているのは、名瀬幸町で2018年から「立飲みバルAmami Kurousagi」を開いている森岡千代美さん(55)。オンラインスナックには、インターネットを通じて国内外からさまざまな客が〝来店〟し、森岡さんとの会話を楽しんでいる。森岡さんは「世界自然遺産の登録勧告もあったので、多くの人に奄美大島の魅力を発信したい」と話している。

 

 オンラインスナックは、国内外に実店舗を持つスナックのママ・マスターとインターネットのテレビ会議システムを利用して、コミュニケーションができる仕組み。予約制で、森岡さんの店では50分2000円から料金を設定している。

 

 森岡さんは、コロナ禍で客が減少する中、打開策を探っていたところ、インターネット上の「オンラインスナック横丁」の存在を知り、今年2月から営業を開始した。森岡さんのオンラインスナックはテレビ番組でも紹介され、島内外からさまざまな客が訪れるようになった。中には、海外に駐在している日本人が利用したり、女性の客も多いという。

 

 森岡さんは「今後は奄美でもオンラインスナックという新しい営業形態が広がるといい」と語っていた。