奄美の人口11万人割れ 龍郷町のみ前回比増 20年国勢調査確定値

県が11月30日に発表した2020年国勢調査の確定値によると、県の総人口は158万8256人で前回調査(15年)に比べて5万9921人(3・6%)減り、戦後最少を更新した。1世帯当たりの人数は前回の2・20人から2・11人に減少した。奄美群島の人口は11万人を割り込んで10万4281人。龍郷町以外の11市町村で前回調査時を下回った。

 

県人口は前回と同じ全国24位で、男性は74万8306人、女性は83万9950人。65歳以上の高齢者の割合は32・5%で前回より3・2ポイント増加し、全国に比べ3・9ポイント高かった。

 

県内43市町村のうち、前回調査時から人口が増えたのは龍郷町(11人増)と姶良市(1175人増)のみ。他の41市町村は減り、減少率は南大隅町14・1%、錦江町12・4%、湧水町11・7%の順で高かった。

 

奄美群島の総人口は前回に比べ5866人減少した。奄美市は4万1390人で前回から1766人減。大島郡は6万2891人と前回より4100人減り、前々回調査(10年)と比較すると、約1万人減少した。

 

年齢別人口の割合をみると、15歳未満では三島村が23・5%で最も高く、十島村19・3%、伊仙町16・0%、龍郷町15・8%、徳之島町15・1%などと続いた。15~64歳は鹿児島市58・6%、霧島市57・7%、鹿屋市55・1%、姶良市54・1%、薩摩川内市53・9%の順。65歳以上は南大隅町49・3%、錦江町46・6%、湧水町44・2%、宇検村43・2%、垂水市43・1%の順で高かった。

 

調査結果は20年10月1日現在の数値をまとめた。公表結果は総務省ホームページに掲載。人口など基本集計に係る鹿児島県分の概要は、12月中旬に県のホームページで公表予定。