奄美の食、全国へ 永田さんら九州・沖縄代表に アレンジ島料理で挑戦 タニタごはんコン

全国大会を前に意気込む(左から)重さん、永田さん、市田さん=6日、奄美市名瀬

 健康の視点を取り入れた郷土料理のアレンジレシピを競う「第4回ご当地タニタごはんコンテスト」(タニタ主催)の書類審査がこのほどあり、奄美市名瀬の管理栄養士、永田美月さん(52)らの「奄美の食を愛するUターンいっさごれ3人組」が全国大会の九州・沖縄ブロック代表に初選出された。島の恵みをふんだんに使った料理「まるっと丸ごと・奄美」を見た目も鮮やかに創作。11月の大会に向けて「世界自然遺産登録が決まった奄美を発信したい。楽しんできます」と意気込んでいる。

 

 コンテストは郷土料理をベースにしつつ、「1食当たり500~800㌍」「食塩3・4㌘以下」などの制限を設けた。129チームから応募があり、全国大会出場に計15組を選出。「奄美の食│」チームは九州・沖縄ブロック代表3組の1枠を勝ち取った。

 

 メンバーは永田さん、民宿経営の重加奈美さん(53)、背骨コンディショニングインストラクターの市田ユカリさん(43)。

 

 試作期間は1カ月弱しかなかったものの、レシピ考案を永田さん、調理担当に重さん、プレゼン係に市田さんと連係プレーで3品を完成させた。

出品料理の「まるっと丸ごと・奄美」(提供写真)

 

 このうち「鶏飯風とぅるとぅるご飯」はスープが30分で仕上がる時短レシピ。「働く世代が作れるようにこだわった」と永田さん。ほかの料理もウンギャルマツ(アオダイ)やダーナ(コサンダケ)などの島食材を多く取り入れた。

 

 全国大会を前に市田さんは「多くの出会いがあり、楽しむことができた。笑顔で発信できれば」と話し、2人を最初に誘った重さんは「ここに来るまでいろいろな人に助けてもらった。奄美の人の明るさ、優しさ、感謝の気持ちは全部食につながっている。楽しんできます」と語った。