奄美中央病院で院内感染か 通常外来など当面中止に

奄美中央病院の玄関に設置された休診を伝える看板=28日、奄美市名瀬

 奄美中央病院(福﨑雅彦院長)=奄美市名瀬=は28日、院内で新型コロナウイルスの感染者が発生したと発表した。同日までに抗原検査などで職員3人と患者2人の計5人が陽性となったことから、当面通常外来を休止するなどの措置を取る。福﨑院長は「1日も早く通常診療を再開できるよう、感染の拡大防止、収束に尽力する」と理解を求めた。

 

 同病院によると、27日に職員1人の陽性が判明したため、28日に職員と接触のあった職員や患者などを対象に抗原検査したところ、職員と患者各2人が陽性となった。4人は同日にPCR検査を受けており、29日午後にも結果が判明する見込み。

 

 27日に感染が判明した職員を含めた5人について院内感染が疑われている。

 

 同病院は陽性となった3人が所属する部門の全職員を優先してPCR検査を行い、その後は全職員を対象に実施する。入院患者については名瀬保健所と協議して判断するという。

 

 院内での感染確認を受け、同病院の診療体制のうち、通常外来、通所リハビリ、訪問リハビリ、健診・人間ドックを中止する。新規入院と救急対応は原則中止。定期処方は電話診療で対応し、人工透析は通常通り行う。

 

 同病院では昨年10月から入院患者との面会を禁止する措置を取っていた。今後も面会は認めず、患者への荷物などは1階窓口で対応する。