奄美北部豪雨から10年 龍郷町でパネル展

りゅうゆう館で開催中の奄美大島北部豪雨パネル展=7日、龍郷町浦

 2011年の奄美大島北部豪雨災害を振り返る龍郷町主催のパネル展が、町りゅうゆう館で開催されている。当時の被害状況や初動対応、防災対策などを20枚のパネルで紹介。総務課の圓野剛章危機管理対策監は「あの日の教訓を忘れず、今後の防災・減災に生かしてほしい」と来場を呼び掛けている。展示は15日の午前中で終了予定。

 

 11年の災害発生当時、奄美地方では高気圧周辺からの湿った空気の流入で大気の状態が非常に不安定となり、9月25日夜から翌朝までに北部を中心に300㍉を超える大雨となった。

 

 記録写真では、自動車が見えないほど冠水した道路や、陥落した橋、民家になだれ込んだ土砂など、当時の生々しい状況を知ることができる。災害発生時の時系列の記録や、自主防災組織などの防災・減災の取り組みも紹介している。

 

 当時消防隊員として災害対応に当たっていた圓野危機管理対策監は、「災害は時と場面を選ばない。常に備えておき、早めの避難につなげてほしい」と話した。

 りゅうゆう館の開館時間は午前9時~午後10時(月曜休館)。展示は15日の午前中で終了予定。