奄美市と与論町で4人 県内コロナ デルタ株、新たに19例

 【鹿児島総局】県と鹿児島市は30日、新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。このうち奄美群島在住者は4人で、奄美市の20代女性1人と与論町の50代から90歳以上までの女性3人。4人とも医療機関に入院中で、与論町の1人は感染者との接触歴が確認されておらず、県は感染経路などを調査している。

 

 奄美市の女性は大阪府が発表した感染者の濃厚接触者で、29日にPCR検査を行い陽性が判明した。

 

 与論町の3人は親族で、50代2人、90歳以上1人。50代女性のうち1人は28日に頭痛や倦怠感、せきなどを発症したため29日にPCR検査を受け、陽性が判明した。残る2人は濃厚接触者として29日に検査を受け、同日、陽性が判明した。

 

 県内ではこのほか、鹿児島市、鹿屋市、霧島市、福岡県在住の10歳未満から60代までの19人の感染が確認された。

 

 また、県は30日、感染力が強いとされているデルタ株19例を含め、県内で新たに21例の変異株が確認されたと発表した。デルタ株のうち1例は、従来と異なる遺伝子配列も併せ持っていることが判明。県によると、感染力などを含め、従来のデルタ株との違いについては未確認という。

 

 県内の感染者数は30日現在、累計で3947人。29日現在、105人が医療機関に入院し、39人が宿泊療養、2人が自宅待機中。酸素投与が必要な中等症者は26人。