子ども食堂も新生活様式に ドライブスルーで弁当配布 奄美市

弁当を笑顔で受け取る子ども=29日、奄美市名瀬

 NPO法人SDGs奄美(西川雄一理事長)は29日、奄美市名瀬の奄美大島信用金庫駐車場で子ども食堂を開いた。新型コロナウイルスの感染防止対策で、ドライブスルーで弁当と飲み物を無料配布し、子どもや保護者へ笑顔も届けた。

 

 同法人はSDGs(持続可能な開発目標)に掲げられた17の基本目標達成を目指して、昨年10月に設立した。今年3月に子ども食堂を開設したほか、フードロス削減のため寄付されたお菓子を子どもへ配る活動などを展開してきた。今回はコロナ禍でもできる子育て世代の応援として、初めてドライブスルー形式による子ども食堂を企画した。

 

 ドライブスルーの子ども食堂には、地元7企業が食材や弁当容器の提供、調理、配布場所の貸し出しなど各分野で協力した。鳥とエビの唐揚げ、ポテトサラダなど子どもたちが好みそうなおかずが入った弁当100食を用意した。

 

 会場では午前10時から配布を開始。車や自転車、徒歩で親子連れが訪れ、笑顔で弁当を受け取った。長女の心音さん(4)と徒歩で会場を訪れた指宿亜紀子さん(43)は「お弁当をもらうことができてありがたい。子どもはたくさん食べると思う」と話した。

 

 同法人の幸多拓磨理事(45)は「子どもの笑顔は親の笑顔につながる。協力企業のおかげで子どもたちが喜び、心の疲れを癒やすことができた。今後もコロナ禍の中で、できる支援を展開できれば」と話していた。