官民連携で高齢者見守り協定 ヤマト運輸、第一生命と奄美市

「高齢者等の見守り協定」を結んだ朝山奄美市長(中央)ら3者の代表=8日、奄美市役所

 奄美市は8日、ヤマト運輸、第一生命保険の2社と「高齢者等見守り協定」を結んだ。官民連携による見守り体制を構築し、高齢者らが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる地域づくりを目指す。

 

 見守り活動の主な対象者は、独居高齢者世帯や高齢者のみの世帯。企業側は荷物の配達、営業活動など日常業務の中で、高齢者らの見守りを行う。体調などの異変に気付いたり、詐欺など消費者被害の恐れのある高齢者らを発見した場合、市の包括支援センターなどへ連絡する。緊急性がある場合は消防や警察へ連絡する。

 

 協定調印式には朝山毅市長、ヤマト運輸鹿児島主管支店の篠原秀雄主管支店長、第一生命保険鹿児島支社の木戸伸治支配人支社長らが出席した。

 

 朝山市長は、市の高齢化率は約30%で、うち43%が独居高齢者であることなどを説明し「高齢者が安全安心して住んでいただくには皆さんの協力が不可欠」と協定締結に感謝した。

 

 奄美市は高齢者などの見守りに関し、2014年から企業との連携を進めており、協定締結は今回の2社を含めて計16事業所となった。